日時:平成26年10月5日 午前9時30分~午後3時
場所:名古屋市立大学医学部教育棟2F 第1講義室
内容
![山田 篤 先生](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=250x1024:format=jpg/path/sf86194171ccecc80/image/icbc001d66a784556/version/1655254195/%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E7%AF%A4-%E5%85%88%E7%94%9F.jpg)
1)基礎生理学
名古屋市立大学大学院医学研究科医学・医療教育学分野研究生
(公社)生体制御学会経理副部長 山田 篤 先生
「心拍変動について(3))」と題し、第32回生体制御学会で発表された「心拍変動解析による鍼刺激に対する自律神経反応の評価―鍼刺激による持続効果の検討―」と題した研究のバックグランドや経緯について詳細な説明がなされた。また、研究から持ち上がった問題点とともに展望も示され、今後の研究活動への方向性も示された。
![肥田朋子 先生](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=250x1024:format=jpg/path/sf86194171ccecc80/image/i3e69ce8d53e436a6/version/1655254195/%E8%82%A5%E7%94%B0%E6%9C%8B%E5%AD%90-%E5%85%88%E7%94%9F.jpg)
2)痛みの基礎 (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
名古屋学院大学リハビリテーション学部教授 肥田朋子 先生
「ストレッチングの効果を考える」と題し、ストレッチングの種類を説明され、それぞれのストレッチングの特徴をいかし、そこから考えられる効能と使用すべき状態について詳細な説明がなされた。
また、ストレッチングの局所の筋に対するメカニズムを説明され、それだけではなく全身に影響を与える循環や疼痛との関連性について示していただいた。さらに、ストレッチングのメカニズムを細胞単位でとらえた情報についても提供していただき、臨床の現場で体験する病態の把握や治療に結び付く知見について紹介された。
![河瀬美之 先生](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=250x1024:format=jpg/path/sf86194171ccecc80/image/ib5847e2f06a87993/version/1655254195/%E6%B2%B3%E7%80%AC%E7%BE%8E%E4%B9%8B-%E5%85%88%E7%94%9F.jpg)
3)疼痛疾患の基礎・臨床、診断と治療
(公社)生体制御学会広報部長
(公社)生体制御学会研究部疼痛疾患班班長 河瀬美之 先生
「膝痛に対する鍼治療の検討」と題し、鍼治療の研究に使用した膝痛質問表の意義や使用法を説明された後、疼痛疾患班が中心となって研究された発表「膝痛に対する鍼治療の検討」について資料に基づき説明がなされた。
![前川勝治 先生](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=250x1024:format=jpg/path/sf86194171ccecc80/image/iec8a0b2ccaf8ef62/version/1655254195/%E5%89%8D%E5%B7%9D%E5%8B%9D%E6%B2%BB-%E5%85%88%E7%94%9F.jpg)
4)疼痛疾患に対する症例報告及び症例検討
脉診研究鍼和会会長 前川勝治 先生
「膝の痛みについて」と題して、さまざまな理由で発症した膝痛に対して病態把握のため膝の解剖・病理の説明がなされた後、症例が報告され、活発な質疑応答があった。
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