日時:平成26年7月6日 午前9時30分~午後3時
場所:名古屋市立大学医学部教育棟2F 第1講義室
内容
![水村和枝 先生](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=250x1024:format=jpg/path/sf86194171ccecc80/image/i16b99559178e3463/version/1655175829/%E6%B0%B4%E6%9D%91%E5%92%8C%E6%9E%9D-%E5%85%88%E7%94%9F.jpg)
1)痛みの基礎 (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
中部大学生命健康科学部理学療法学科教授 水村 和枝 先生
「筋性疼痛と神経栄養因子」と題し、筋性疼痛をおこすメカニズムについて、最新の情報や研究結果から詳細な説明がなされた。特に神経栄養因子である神経成長因子(NGF)が神経の成長や分化を終えた後に、痛覚過敏に関与していることを示され、遅発性筋痛をはじめとする病態把握や治療に結び付く知見について紹介された。
![皆川宗徳 先生](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=250x1024:format=jpg/path/sf86194171ccecc80/image/i25e7b020c46ce817/version/1655175830/%E7%9A%86%E5%B7%9D%E5%AE%97%E5%BE%B3-%E5%85%88%E7%94%9F.jpg)
2)基礎生理学
(公社)生体制御学会会長
(公社)生体制御学会研究部長 皆川 宗徳 先生
「心拍変動解析による鍼刺激に対する自律神経反応の評価(3))」と題し、心拍変動解析が研究に使われてきた経緯や(公社)生体制御学会黒野保三名誉会長が行われてきた研究を示され、現在、鍼灸の研究で使われている心拍変動解析について詳細な説明がなされた。また、心拍変動解析で評価される自律神経に影響を与える筋膜上圧刺激を用いた研究結果を示され、今後の研究活動への方向性も示された。
![河瀬美之 先生](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=250x1024:format=jpg/path/sf86194171ccecc80/image/ic8d35322c458e8ed/version/1655175830/%E6%B2%B3%E7%80%AC%E7%BE%8E%E4%B9%8B-%E5%85%88%E7%94%9F.jpg)
3)疼痛疾患の基礎・臨床、診断と治療
(公社)生体制御学会広報部長
(公社)生体制御学会研究部疼痛疾患班班長 河瀬美之 先生
「膝痛に対するアプローチ法について」と題し、膝痛を起こす原因疾患について資料に基づき説明がなされた。また、その疾患の特徴から考えられる治療におけるポイントについて詳細な説明がなされた。
![坂本幹男 先生](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=250x1024:format=jpg/path/sf86194171ccecc80/image/i838d838a630047e3/version/1655175830/%E5%9D%82%E6%9C%AC%E5%B9%B9%E7%94%B7-%E5%85%88%E7%94%9F.jpg)
4)疼痛疾患に対する症例報告及び症例検討
経絡治療学会東海支部長 坂本幹男 先生
「腰痛の症例報告」と題して症例報告がなされ、病態発症に関連した病理・病証からの説明があり、その後、活発な質疑応答があった。
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