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第261回定例講習会

日時:平成24年11月4日   午前9時30分~午後3時

場所:名古屋市立大学医学部教育棟2F 第1講義室

内容

福田裕康 先生
福田裕康 先生

1)基礎生理学

名古屋市立大学大学院医学研究科細胞生理学研究員

(公社)生体制御学会教育部長  福田裕康 先生

「平滑筋について」と題し、スライドを使用し、鍼治療と平滑筋のつながりが説明された後、平滑筋の基本的な性質について説明がなされた。平滑筋の中でも消化管に代表される自動運動をもつ組織について、その特徴と神経制御のメカニズム理解のための情報が示めされた。

古江秀昌 先生
古江秀昌 先生

2)痛みの基礎 (社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座

自然科学研究機構生理学研究所           

神経シグナル研究部門准教授  古江秀昌 先生

「内因性の痛みの抑制と鍼による鎮痛機構」と題し、①痛みの局所麻酔薬による分離遮断、②内因性の鎮痛機構、③鍼による鎮痛機構について、スライドを使用し、詳細な説明がなされた。

 

河瀬美之 先生
河瀬美之 先生

3)疼痛疾患の基礎・臨床、診断と治療

(公社)生体制御学会監事

(公社)生体制御学会研究部疼痛疾患班班長  河瀬美之 先生

「腰痛に対する鍼治療の検討」と題し、腰痛と不定愁訴の関係について説明され、患者のQOLについて詳細な説明がなされた。また実際の研究結果から疼痛疾患を伴う不定愁訴に対する鍼治療の有効性が示めされた。

前川勝治 先生
前川勝治 先生

4)疼痛疾患に対する症例報告及び症例検討

脉診研究鍼和会会長  前川勝治 先生

鍼灸保険治療の適応疾患の6疾患である神経痛、リウマチ、頚腕症候群、五十肩、腰痛症、頚椎捻挫後遺症を取り上げ、病態の解説や鍼治療の方法について説明され、その後、活発な質疑応答があった。