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第260回定例講習会

日時:平成24年10月7日   午前9時15分~午後3時

場所:名古屋市立大学医学部教育棟2F 第1講義室

内容

甲田久士 先生
甲田久士 先生

1)基礎生理学

(公社)生体制御学会経理部長

(公社)生体制御学会研究副部長  甲田久士 先生

「感覚受容器と閾値」と題し、スライドを使用し、鍼治療の入力に関係する感覚受容器の基礎的性質を分かりやすく説明された。また、鍼治療の効果を効率よく発揮させる受容器の閾値について基礎実験結果を示しながら、詳細な説明がなされた。

加藤泰久 先生
加藤泰久 先生

2)痛みの基礎 (社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座

栄かとうクリニック院長  加藤泰久 先生

「痛い?痛くない? 糖尿病と合併症について」と題し、スライドを使用し、糖尿病の基礎や臨床について最新の情報を交えて詳細な説明がなされた。また、東日本大震災における実際の救援医療活動から災害時に必要な患者や医療情報の管理について説明がなされた。

河瀬美之 先生
河瀬美之 先生

3)疼痛疾患の基礎・臨床、診断と治療

(公社)生体制御学会監事

(公社)生体制御学会研究部疼痛疾患班班長  河瀬美之 先生

「腰痛に対するアプローチ法について」と題し、腰痛をおこす代表的な疾患の病態を説明され、腰痛の治療におけるポイントについて詳細な説明がなされた。

福田裕康 先生
福田裕康 先生

4)疼痛疾患に対する症例報告及び症例検討

(公社)生体制御学会教育部長  福田裕康 先生

「交通事故に起因する疼痛・不定愁訴の改善が認められた症例」と題し、症例検討が行われ、活発な質疑応答があった。