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第259回定例講習会

日時:平成24年7月1日  午前9時15分~午後3時

場所:名古屋市立大学医学部教育棟2F

内容

1)臨床鍼灸医学研究 (認定指定研修C講座) 

(公社)生体制御学会名誉会長 黒野保三先生

①公益社団法人生体制御学会設立総会・祝賀会における役員および会員の協力に対してお礼を述べられた。

②公益社団法人生体制御学会設立がもたらす意義と目指す方向性について示唆された。

③世界における鍼灸の実情を説明いただき、日本の鍼灸との違いや行うべき事を示唆され、その中での公益社団法人生体制御学会が果たす役割について教えて頂いた。

2)痛みの基礎

中部大学生命健康科学部理学療法学科教授 水村和枝 先生

「筋性疼痛の基礎的メカニズム」と題し、スライドを使用し、痛みの基礎である神経経路から遅発性筋疲労や病態に潜む生体の変化など最新の研究や情報を交えて詳細な説明がなされた。

3)疼痛疾患の基礎・臨床、診断と治療

(公社)生体制御学会監事                         

(公社)生体制御学会研究部疼痛疾患班班長 河瀬美之 先生

「腰痛に対する臨床研究」と題し、黒野保三名誉会長の超音波と鍼の併用治療の文献から疼痛に対する鍼治療鍼の有効性を示された後、腰痛の治療におけるポイントについて詳細な説明がなされた。

4)疼痛疾患に対する症例報告及び症例検討

経絡治療学会東海支部長 坂本幹男 先生

「腎虚熱症について」症例検討が行われ、活発な質疑応答があった。