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公益社団法人 生体制御学会 記念総会・記念祝賀会

一般社団法人生体制御学会は、愛知県公益認定等審議会において、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律(平成18年法律第49号)第5条に規定する公益社団法人認定の基準に適合すると認められ、平成24年3月15日、大村秀章愛知県知事に公益社団法人と認定された。

そこで、この度の公益社団法人認定を記念して、平成24年4月1日(日)ルブラ王山において、総会並びに祝賀会が盛会裡の内に開催されました。

会場となったルブラ王山
会場となったルブラ王山

実行委員の先生方


・記念総会

日時: 平成24年4月1日(日) 午前10時~午後10時50分

場所: ルブラ王山2階「白帝の間」

 

式 次 第

司会 総務部長 皆川 宗徳 先生

 

開会の辞

生体制御学会副会長   服部 輝男 先生

 

会長挨拶

生体制御学会会長 中村 弘則 先生

 

議長

生体制御学会名誉会長 黒野 保三 先生

議題

1.報告

 (1)平成23年度事業報告

 (2)平成23年度収支決算報告

 (3)監査報告

 (4)その他

2.議案

 (1)公益社団法人 生体制御学会役員(案)に関する件

 (2)平成24年度事業計画(案)に関する件

 (3)平成24年度予算(案)に関する件

 (4)その他

 (社)生体制御学会生涯教育制度表彰及び講習証授与式

閉会の辞

 生体制御学会副会長 鈴木武志 先生

 

・記念祝賀会

日時:平成24年4月1日(日) 午前11時~午後1時45分

場所: ルブラ王山2階「金鯱の間」

 

司会

公益社団法人生体制御学会相談役 石神龍代先生

 

開会の辞

公益社団法人生体制御学会副会長 江口 忍 先生

名誉会長挨拶

 僭越ではございますが、謹んでご挨拶を申し上げます。

 この度平成24年3月15日に生体制御学会は公益社団法人として認定されましたこと、誠に喜ばしく存じます。

 本日の公益社団法人生体制御学会記念祝賀会に、ご多忙の中ご臨席賜り花を添えて頂きました来賓の先生方、並びに本会の公益社団法人認定に関しまして実務を行って頂きました中村弘則会長はじめ役員の方々、そして本日ご参集頂きました会員の皆様に心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございました。

 本会の前身である日本鍼灸学会愛知地方会は、昭和47年5月30日、名古屋市立大学高木健太郎学長、日本鍼灸学会黒野保三理事、名古屋市医師会吉田誠三会長等により設立準備委員会を開催し、名古屋市立大学第一生理学堀田健教授を会長にお迎えして、10月1日に名古屋市立大学医学部講堂において設立されました。

 昭和48年4月28日・29日第20回日本鍼灸学会学術総会を愛知地方会担当で名古屋大学豊田講堂において総会会長名古屋市立大学高木健太郎学長により開催致しました。この学術総会に余田民団長以下6名の中国医師団を招聘し「鍼麻酔」と「痛みについて」の特別講演・シンポジウムを行ないました。

 その後、5月18日までの20日間にわたり、東海地方・関西地方・関東地方において、中国医師団による「鍼麻酔について」の特別講演・シンポジウムが行なわれました。この事により、日本に「鍼麻酔ブーム」が巻き起こったことは皆様周知のとおりでございます。 

 発足以来40年の間、本会の発展にご尽力下さいました関係各位と歴代の役員並びに会員の皆様方のご支援ご協力により今日を迎えることができましたこと、本席をお借り致しまして厚くお礼申し上げます。誠にありがとうございました。

 さて、この度の公益社団法人認可に際しましては、私の50年に亘る念願が実現されましたこと誠に感慨無量でございます。

 それは、愛知県鍼灸マッサージ師会と中和医療専門学校が賛助会員となって頂きましたこと、相談役として愛知県鍼灸マッサージ師会山ノ下藤美雄会長、副会長として愛知県鍼灸マッサージ師会江口忍副会長、相談役として中和医療専門学校葛谷正理事長、副会長として中和医療専門学校右田一弘校長に役員としてご協力頂くことになりましたことであります。

 このことは、愛知県の鍼灸界は、名実ともに行政団体・学術団体・教育団体が共通の場で合議できるという画期的発展につながるものと確信致します。

 東洋医学には物理療法と化学療法の2つがあり、物理療法は機械刺激、熱刺激、圧刺激、触刺激、冷刺激、光刺激、磁気刺激、音刺激等であり、化学療法は、植物、動物、鉱物等薬理療法であります。このような二つの療法による生体の調整機構を制御する診療が東洋医学であると考えます。

 したがいまして本会では、生体の健康状態を保たせる研究と疾病を有する患者の治療効果の有効性の質的研究と、そのメカニズムと理論の量的研究を発表・考察し、それを論文として集積する事業を行ないます。

 そして、東洋医学と西洋医学の集学的医療を行なう会員の資質向上を計る目的で、卒後教育としての定例講習会を行うことのできる団体として発展させていき、鍼灸界に貢献できるように努力致します。

 本会に対しまして末永い温かいご支援ご鞭撻を賜りますことを念願致しましてご挨拶に代えさせて頂きます。

公益社団法人生体制御学会名誉会長 黒野 保三 先生

会長挨拶

 本日、公益社団法人生体制御学会記念祝賀会にご臨席下さいました来賓の先生方、誠にありがとうございました。

 公益社団法人生体制御学会記念祝賀会を開催することができましたことは、昭和47年の設立以来、現在に至るまで一貫して献身的に御尽力を賜りました本会名誉会長である黒野保三先生の鍼灸医学を愛する情熱により成し遂げられたものであり、この度の公益認定申請において、これまでに積み上げていただいた実績が大きな力となりました。この場をお借りいたしまして黒野保三先生に心より深謝申し上げます。また、本学会発展のために御支援と御協力を賜りました役員並びに会員の諸先生方に心より感謝申し上げます。

 本会は、昭和47年の設立以来、社団法人全日本鍼灸学会設立記念式典・記念学術大会(1981年:名古屋市公会堂)をはじめ、4回の学術大会、13回の学術集会、258回の定例講習会を開催し、会員の資質の向上と学術の発展に寄与して参りました。

 今後は、さらに公益性を高める目的で、東洋医学・西洋医学の枠を取り除き、患者を中心とした集学的医療の実現を目指し、基礎医学者・臨床医学者が共通の価値観に立って、人の健康増進・第一次予防・第二次予防・第三次予防等、病める人々のためになる研究を進めていくことが、当学会の主旨であり、責任であると感ずるものであります。

 このことから、本学会では黒野保三名誉会長のご指導の下、臨床の現場で得られる現象を収集し、実証医学的な検証を勧めて参りたいと思います。そのために、生体制御療法が自律神経などの生体に及ぼす影響について、神経生理学的な研究を行うことにより、生体制御療法を科学的根拠に基づいた医療として、国の内外に向けて発信して行きたいと考えております。

 今後共、当学会に対しまして温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

公益社団法人認定経緯報告

 

・平成23年3月7日(月)

 黒野保三名誉会長より、本会が一般社団法人として設立されてから2年が経過したので、公益社団法人認定を目指すように指導を頂き、愛知県法務文書課に出向き一般社団法人生体制御学会の公益社団法人認定に向けて相談をした。

・平成23年4月7日(木)

 愛知県法務文書課より、公益社団法人認定申請に向けての管轄が愛知県教育委員会に決定したことの連絡があった。

・平成23年5月12日(木)

 愛知県教育委員会総務課に出向き、相談資料を基に公益社団法人認定の必要性を説明し、手続きを進めて頂くようにお願いした。

その後、数回にわたり、メールで公益社団法人認定申請資料を手直しして頂いた。

・平成24年1月27日(金)

 愛知県教育委員会総務課に大村秀章愛知県知事に提出する事前協議申請書類の確認をして頂き、平成24年2月5日の臨時総会終了後に速やかに申請書類を提出する旨の確認を行った。

・平成24年2月5日(日)

 臨時評議員会及び臨時総会を開催し、公益社団法人認定申請に関する件、公益社団法人生体制御学会定款に関する件、役員改選に関する件を可決した。

・平成24年2月9日(木)

 大村秀章愛知県知事に対し、愛知県教育委員会総務課において、公益社団法人認定の本申請書類を提出した。

また、名古屋法務局と公益社団法人の設立登記に関する事前の相談を行った。

・平成24年3月15日(木)

 愛知県公益認定等審議会において一般社団法人生体制御学会が公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律(平成18年法律第49号)第5条に規定する公益社団法人認定の基準に適合すると認められ、大村秀章愛知県知事より認定された。

・平成24年3月19日(月)

 名古屋法務局に公益社団法人生体制御学会として登記が完了した。

公益社団法人生体制御学会会長 中村 弘則 先生

 

来賓挨拶

名古屋大学名誉教授・愛知県がんセンター元総長 青木 國雄先生

 

(社)愛知県医師会柵木充明会長代理 理事 樫尾 富二 先生

 

朝日大学名誉教授・朝日大学元学長 船越 正也 先生

 

愛知医科大学生理学講座教授 岩瀬 敏 先生

 

名古屋大学国際言語文化研究科教授 福田 眞人 先生

 

花束贈呈

 愛知県知事より公益社団法人として認定されましたことは、昭和47年の設立以来、現在に至るまで一貫して献身的に御尽力を賜りました本会名誉会長である黒野保三先生の鍼灸医学を愛する情熱により成し遂げられたものであり、この度の公益社団法人認定申請において、黒野保三先生がこれまでに積み上げ下さいました実績が大きな力となりました。

 40年間にわたり、生体制御学会を育てて下さいました黒野保三名誉会長に、学会を代表して黒野先生のご令嬢の加藤由利子先生より花束が贈呈されました。

 

祝電披露

・愛知県知事 大村秀章 様

・名古屋市立大学長 戸苅創 先生

・名古屋市立東部医療センター名誉院長 津田喬子 先生

・(社)全日本鍼灸学会会長 後藤修司 様

・中和医療専門学校理事長 葛谷正 先生

・(社)全日本鍼灸学会石川県鍼灸研究会 代表幹事 中田和宏 先生

・経絡治療学会東海支部長 坂本幹男 先生

・(財)東洋医学研究財団理事長 太田宏次 様

・明治国際医療大学たには会東海支部会員一同

・はり灸夢恵堂院長 津田昌樹 先生

 

アトラクション

曲題「祝いの曲」(黒田節祝典曲)

   「春の海」(宮城道雄作曲)

尺八 昭明流 孝明会 

     増田正明 様

琴 生田流 国風音楽会所属 朋恵会

  会主 二村朋子 様

      木村ちか子 様

      伊藤啓子 様

 

乾杯

稲沢市民病院元副院長 国島 康文 先生

 

祝宴・来賓挨拶

(社)愛知県鍼灸マッサージ師会副会長  古川元通先生

 

名古屋市立大学大学院医学研究科細胞分子生物学教授 岡本尚先生

 

介護老人保健施設ベストライフ祖父江施設長 坂井田宏先生

 

中日新聞社事業局社会事業部長 尾久充弘様

 

中和医療専門学校校長 右田一弘先生

 

トライデントスポーツ医療看護専門学校校長 上田才政生先生

 

明治国際医療大学名誉教授 北出利勝先生

 

(社)愛知県鍼灸マッサージ師会相談役 寳田一男先生

 

前(社)愛知県鍼灸師会会長 前川勝治先生

 

鈴鹿医療科学大学鍼灸学部鍼灸学科学部長・教授 佐々木和郎先生

 

たには会東海支部前支部長 鈴木裕明先生

 

(社)岐阜県鍼灸師会会長 小椋賢二先生

 

練馬区鍼灸師会会長・特定非営利活動法人

日本臨床研究研修機構理事長 藤井伸康先生

 

慶応義塾大学医学部神経内科助教 鳥海春樹先生

 

九州看護福祉大学教授・鍼灸スポーツ学科長 中井さち子先生

 

大阪府立病院機構大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター 

小児科診療主任 高岡有理先生

 

慶応義塾大学医学部神経内科 海老根妙子先生

 

NPO全国鍼灸マッサージ協会会長 斎藤剛康先生

 

(財)東洋医学研究財団事務局長 横山幸司様

 

株式会社アド・アド代表・名古屋学芸大学講師 竹川鈴雄様

 

万歳三唱

公益社団法人生体制御学会相談役 鈴木 武志 先生

 

閉会の辞

公益社団法人生体制御学会副会長 右田 一弘 先生

 

来賓の先生方と実行委員の先生方との記念撮影