日時:平成23年10月2日 午前9時30分~午後3時
場所:名古屋市立大学医学部教育棟2F 第1講義室
内容
1)臨床鍼灸医学研究 サイエンスとしての鍼灸医学4
(社)生体制御学会理事・名誉会長 黒野保三先生
①生体制御学会が学術団体として評価されている根拠と現状を説明いただいた。
②鍼灸診療が医療の水際でチーム医療の一員として行うための、役割とそれの担うだけの条件について、現状を示されながら説明いただいた。
③今後20年先を見据えた鍼灸医学をなりたたせるためには、正しい情報に基づいたものでなければならず正しい場所での勉強の必要性を説かれた。
2)レッド・フラッグサイン (認定指定研修C講座)
名古屋第二赤十字病院 救急・総合内科部長 野口善令先生
「よくある症候のなかに危険をかぎとる」と題し、スライドを使用し、臨床上注意を要する身体症状の捉え方について、最新情報を交えて詳細な説明がなされた。
3)生体防御免疫疾患の基礎・臨床、診断と治療
(公社)生体制御学会研究部生体防御免疫疾患班長 井島晴彦先生
「古い免疫システムと新しい免疫システム」と題し、スライドを使用し詳細な説明がなされた。
4)生体防御免疫疾患に対する症例報告・検討
(社)生体制御学会監事 石神龍代 先生
「アトピー性皮膚炎に対する鍼治療の一症例」と題して症例検討が行われ、活発な質疑応答があった。
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