日時:平成23年7月3日 午前9時30分~午後3時
場所:名古屋市立大学医学部教育棟2F 第1講義室
内容
1)「臨床鍼灸医学研究」サイエンスとしての鍼灸医学3 (認定指定研修C講座)
(社)生体制御学会理事・名誉会長 黒野保三先生
①鍼灸医学、東洋医学、統合医療などに数年前までみられた期待されるようなことがなくなった現状を説明いただいた。
②鍼灸医学などには実体のない言葉が横行しており、裏付けがなく形がないものがいつまでも信用されるわけではなく、一歩ずつでも着実な証拠の積み上げが必要であることを説かれた。
③サイエンスとして鍼灸医学をなりたたせるためには、正しい情報に基づいたものでなければならず正しい学問場所の必要性を説かれました。
2)自己免疫疾患とリウマチ性疾患について
名古屋市立大学大学院医学研究科細胞分子生物学 教授 岡本 尚先生
「リウマチ・自己免疫疾患はどのような病気か?その発症の分子機構は何か?」と題し、スライドを使用し最新情報を交えて病態やその発症機序について詳細な説明がなされた。
3)生体防御免疫疾患の基礎・臨床、診断と治療
(社)生体制御学会研究部生体防御免疫疾患班長 井島晴彦先生
「顆粒球とリンパ球」と題し、スライドを使用し詳細な説明がなされた。
4)生体防御免疫疾患に対する症例報告・検討
経絡治療学会東海支部支部長 坂本 幹男先生
「生体防御免疫と経絡治療」と題して症例検討が行われ、活発な質疑応答があった。
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