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メリットのある愛知地方会へ

平成17年1月1日

ホームページ委員  山田 篤

           

 新賀謹年、明けましておめでとうございます。今年も(社)全日本鍼灸学会愛知地方会ホームページを宜しくお願いします。

 さて、(社)全日本鍼灸学会愛知地方会の会員は平成17年1月現在216名でありますが、実際のところ、愛知県のはり師・きゅう師全体から見ると、殆どが学会会員ではないと思われます。

 一方、他の医療界はどうかとみると、殆どの医師が専門とする法人団体の何処かに所属しているものと思われます。

 鍼灸界と他の医療界とのこの差をどう見るか。他の医療界の場合、所属していなければ専門職として困るからです。鍼灸師の場合は、鍼灸界の法人団体に所属しなくても生活が出来る、困らない。裏を返せば鍼灸師の自分の職業に対する自覚・認識の無さを表しています。

 (社)全日本鍼灸学会は鍼灸師の卒後教育の場であり、鍼灸医学・鍼灸診療・鍼灸師養成機関等の研究発表の場であり、その全ての情報が入手できる場であるというメリットがあります。そして、学術大会・学術集会参加による会員相互の交流の場でもあります。

 今後、医療改革が確実に進むものと思われます。それに従って、我々鍼灸師を取り巻く環境がどんなに変化しても、学会に所属し、研鑚していれば大丈夫だと思える学会であります。

 学会のメリットを感じる身近な場として、愛知地方会が行っている定例講習会とホームページがあると思いますので、今以上に良いホームページを目指し、皆様に活用されたら嬉しく思います。