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第41回(社)全日本鍼灸学会学術大会(法人設立10周年記念大会)概要

平成3年5月31日・6月1日・2日

 

第41回(社)全日本鍼灸学会学術大会(法人設立10周年記念大会)(テーマ:生体の防御機構と鍼灸医学、大会会長:名古屋市立大学医学部渡仲三教授)を愛知地方会担当で名古屋国際会議場において開催。

この学術大会では、本学術大会会長でありながら開催準備途中の平成2年9月24日急逝された高木健太郎先生の追悼講演が、高木先生の竹馬の友である九州大学名誉教授問田直幹先生の司会により、名古屋大学名誉教授岡田博先生によってなされた。

また、当学会の社団法人設立10周年を記念して記念式典が行われ、永年役員として会の発展にご尽力された諸先生方が表彰された。

愛知地方会の表彰者は、会長賞:黒野保三、功労賞:奥田冨男、石神龍代、表彰状:堀茂、感謝状:渡仲三の各先生方であった。

学術大会の内容としては高齢化社会を迎える21世紀にむけて鍼灸医学がもっとも得意とする恒常性維持機構と生体防御機構の中から「生体の防御機構と鍼灸医学」をテーマに、それに沿った特別講演、基調講演、シンポジウムが組まれ、一般口演は138題であった。

また、第一日目には研究部「第一次まとめ報告会」や教育講演が行われ、その夜には公開講座『予防医学に鍼灸治療が如何に応用されているか』が開催された。

第41回(社)全日本鍼灸学会学術大会会場となった名古屋国際会議場
第41回(社)全日本鍼灸学会学術大会会場となった名古屋国際会議場
第41回(社)全日本鍼灸学会学術大会開会式
第41回(社)全日本鍼灸学会学術大会開会式

それに特筆すべきことは、日本における各鍼灸医学の学会が一堂に会するという画期的な大会で、同会場において第6回経絡治療学会学術総会が共催されたのをはじめ、協賛学会である日本鍼灸良導絡医学会、日本良導絡自律神経学会、日本臨床鍼灸懇話会、日本東洋医学系物理療法学会、日本経絡学会、東洋はり医学会の各学会により、それぞれの会場において特色を生かした実技公開、症例検討会、研究発表が行われたことである。これは黒野保三実行委員長の尽力による10年間に亘る計画が実現したもので、これによって日本における鍼灸医学の学術団体が新しい時代を迎える契機となる歴史的事業であった。

学術大会参加者は過去最大の2,400名であった。

 

 

「(社)全日本鍼灸学会設立10周年記念学術大会によせて」

(社)全日本鍼灸学会会長  山村 秀夫

(社)全日本鍼灸学会が日本鍼灸医学会と日本鍼灸治療学会とが合体したものとして発足してから、順調に発展してここに10周年を迎えることになったことは大変喜ばしい事である。

学会の役員やこれまで学術大会を主催された各地方会の方々をはじめ、会員一同に厚く感謝する次第である。

それにつけても高木健太郎先生がここにおられないのは返す返すも残念である。

さて、本学術大会は10周年を迎えて、10年前に大会を開催した名古屋市にもどり、メインテーマは「生体の防御機構と鍼灸医学」となっている。ここまでは従来の大会とは変わりはないが、今回特筆すべきものとしては、関連学会である経絡治療学会との共催の形をとったことである。つまり、この2つの学会の学術大会を-つにすることにより、お互いに会員はどの会場にも出席して意見を交換することができるようになったことで、これはまさに画期的なことといえよう。

私はかねてから日本における色々の鍼灸関係の学会は、夫々の学術大会をもつのではなく、全部が合体して一つの学術大会をもったほうがよいと考えていたが、本大会ではその一部が実現したといってもよい。

さらに本大会では、共催とはゆかないまでも、3日目に東洋はり医学会、日本経絡学会、日本鍼灸良導絡医学会、日本良導絡自律神経学会、日本東洋医学系物理療法学会、日本臨床鍼灸懇話会の発表もあって、これら学会の最近の知識を聞くことが出来るようになっているが、これは会員に裨益するところが大きいであろう。

 本大会に出席する会員の方々も、その意のあるところをくみとって、本大会を有意義なものにしていただくことを心から願う次第である。

 

「第41回(社)全日本鍼灸学会学術大会を開催するにあたって」

大会会長  渡  仲三

第41回(社)全日本鍼灸学会学術大会を、風薫るこの5月31日から6月2日にかけて名古屋の地において開催する運びとなりました。今回は、本学会が設立10周年に当るということで、記念大会として、さらに、鍼灸に関係する他の諸団体〔日本経絡学会、経絡治療学会、東洋はり医学会、日本鍼灸良導絡医学会、日本良導絡自律神経学会、日本臨床鍼灸懇話会、日本東洋医学系物理療法学会、(社)東洋療法学校協会、明治鍼灸大学、関西鍼灸短期大学、(社)日本鍼灸師会〕にもご協力を仰いで開催する運びとなりました。鍼灸は会員の先生方のたゆまざるご努力によって、その科学化が進み、西洋医学と共に、人類の健康保持のために不可欠の療法として、今や脚光を浴びつつありご同慶に堪えません。

ところで、実はご承知の通り、本学会は参議院議員の高木健太郎先生が会長として推挙され、先生も社団法人となって10周年の記念大会でもあるということで、全精力を傾注されてこの大会の準備に当たられておられましたが、昨年9月、不幸にも病に倒れられ、ご他界されました。鍼灸界にとって、また本学会にとってもかけがえのない巨星を失った感があり、残念至極でございますが、悲しんでばかりもおられません。急遽、故高木健太郎先生を大会名誉会長にご推挙申し上げ、不肖、私が大会会長の重責をになうこととなりました。私と致しましては誠に荷が重い感が致しますが、幸い副会長の所集次先生、大島桂太先生、筒井眞先生、熊崎勝馬先生、実行委員長の黒野保三先生をはじめ、多くの有能なスタッフの先生方が日夜ご努力なされて万全の準備を整えておられますので、願わくばこの大会が盛会裡に、かつまた、「二十一世紀の鍼灸医学の出発点」となるよう祈念して大会開催のご挨拶と致します。

なお、この名古屋の地に多数の会員の先生方がお越し下さいますよう心よりお待ち申し上げております。

 

「設立10周年記念学術大会にあたって」

実行委員長  黒野 保三

第41回(社)全日本鍼灸学会学術大会設立10周年記念大会は、本学会の一つの節目というべき学術大会で、それを名古屋で開催させて頂くことは、誠に光栄に存ずる次第であります。

(社)全日本鍼灸学会は、昭和55年4月1日付けで文部省より法人認可を頂きましたが、昭和55年4月に第30回日本鍼灸医学会学術総会を東京都一ツ橋、日本教育会館で開催し、昭和55年11月に第30回日本鍼灸治療学会が吹田市市民会館で開催され、共に両学会が発展的改称を宣言して、昭和56年5月23日・24日(社)全日本鍼灸学会設立総会並びに第31回学術大会が名古屋市公会堂で開催されました。

設立以来、年々学術大会の応募数も多くなり発表内容も精度が高くなってまいりました。また、学術大会参加者も若い鍼灸師が増加してきております。第41回学術大会は、日本経絡学会、経絡治療学会、日本鍼灸良導絡医学会、日本良導絡自律神経学会、東洋医学系物理療法学会、日本臨床鍼灸懇話会、東洋はり医学会等、日本における主たる学術団体が参加し、各々の学会がそれぞれ研究発表やシンポジウム、実技公開を行うという日本鍼灸医学会総会ともいうべき学術大会の開催となりました。これは、参加団体であります各学会のご理解とご協力の賜物と感謝する次第であります。

テーマは「生体の防御機構と鍼灸医学」で、今後この新しい分野に鍼灸医学がどのようにかかわっていくべきか、まことに時宜にかなったものと思います。

特別講演「生体の防御機構と鍼灸医学」、基調講演「自律神経と生体防御機構」、シンポジウム「生体の防御機構と鍼灸医学」等、今学術大会のテーマに沿った専門の立場でお話をして頂きます。また、実技公開を6月1日・2日の2日間行うと共に症例報告や症例検討も多く取り入れ、臨床鍼灸師の診療に直接結びつくよう配慮致しました。

来る平成5年には第3回世界鍼灸学会が(社)全日本鍼灸学会が窓口となって開催される運びとなっております。これについても、わが国の学術団体が一体となって世界学会を成功させなければならないと存じます。

前述のことを踏まえて、今は亡き高木健太郎大会名誉会長のご遺志を継いで、役員一同全力を上げて融和と楽しい10周年記念大会となるよう準備致して参りましたので、一人でも多く参加して頂き、名古屋大会の雰囲気を大いに高めて頂くことを願っております。

(全日本鍼灸学会雑誌41巻1号より転載)

社団法人設立10周年記念式典
社団法人設立10周年記念式典
社団法人設立10周年を記念して黒野保三先生に授与された会長賞
社団法人設立10周年を記念して黒野保三先生に授与された会長賞

平成3年5月31日・6月1日・2日

場 所 名古屋国際会議場

テーマ 生体の防御機構と鍼灸医学

 

共 催 経絡治療学会

大会役員    

学会会長

 (社)全日本鍼灸学会会長  山村 秀夫

大会名誉会長

名古屋大学名誉教授・名古屋市立大学名誉教授 高木健太郎

大会会長

 (社)全日本鍼灸学会学術部長 渡  仲三

大会副会長

 (社)全日本鍼灸学会愛知地方会会長 所  集次
  中和鍼灸専門学校校長 大島 桂太
  (社)愛知県鍼灸マッサージ師会会長 筒井  眞
  (社)愛知県鍼灸師会会長 熊崎 勝馬

実行委員長

 (社)全日本鍼灸学会愛知地方会副会長 黒野 保三

副実行委員長

中和鍼灸専門学校副校長 葛谷  正

大会監事

 (社)全日本鍼灸学会経理部長 奥田 冨男
  名古屋市立大学医学部助教授 松本美富士

事務局長

 (社)全日本鍼灸学会愛知地方会研究部長 石神 龍代

 

 

準備委員 石川 八三,今井 正行,河合 雅人,鈴木 武志,田中 法一,中村 弘典, 堀  茂,前川 英治

実行委員

  相川 和子,相川 房子,相澤  良,足立 貴世,安藤  収,安藤四十彦,

  井垣 博夫,石川久美子,石川チヨ子,石川 尋海,磯部 達雄,伊藤 辰成,

  伊藤  誠,伊藤 嘉紀,今江  益,井村 三朗,岩田  明,宇野 顕士,

  梅村 昇一,大井 秀樹,大竹 俊江,大村 和司,大矢 勝行,岡田静治郎,

  小澤 貞子,海沼 英祐,各務 裕斉,勝野 由睦,金森あゆみ,蟹江  勝,

  金子 賢造,加納 俊弘,狩野 義広,河瀬 美之,河村 廣定,木下 伸一,

  絹田  章,木村 恵美,久我 朝子,久野 稔夫,桑原 夏代,甲田 久士,

  小島 康義,小林 久代,近藤 隆信,近藤三千代,後藤  望,後藤 博文,

  斉藤 清治,斉藤 剛康,斉藤 久夫,斉藤美智子,榊原早千江,坂本ミエ子,

  佐藤 仁美,佐藤  学,三田 尚年,設楽 陽子,清水  勲,清水和由紀,

  杉浦 泰明,杉島 明男,杉原由美子,杉村  茂,鈴木 一三,鈴木 重行,

  鈴木 達也,鈴木 裕明,鈴木 幸雄,鈴村 訓忠,瀬川 博康,薗田 康敬,

  寳田 一男,竹田 博文,立枩 廷族,田中 薫子,田中 良和,谷川 嘉教,

  角岡 淑子,坪田 秀樹,鶴田美貴子,所   脩,冨田 明義,富永  諒,

  富山 義信,豊田 勝良,豊田 正幸,中川几一郎,中川  徹,中里  剛,

  中島  直,中根  満,仲野 和人,成瀬 直樹,二本柳賢司,野尻 好子,

  野寺 千里,則竹 史隆,橋岡 俊樹,長谷川栄一,長谷川惠庸,服部 輝男,

  服部 良徳,早崎 正則,原   一,坂  美子,平松 英敬,平松 博好,

  福田 幸治,福田 裕康,藤井 成幸,古橋 一人,星野 兼一,本多 和美,

  本多 信彦,牧野 茂樹,松浦 良民,松木 広光,松原 一太,松本 成晴,

  馬渕 良生,丸山 善己,三浦 俊英,三浦 敏英,水野 利昭,皆川 宗徳,

  宮崎ますみ,宮田 一春,毛利 匠成,森下 宗司,森下 善央,山川 成彦,

  山崎 武男,山崎 哲郎,山田 鑑照,山田  耕,山田 敏彦,山ノ下藤美雄,

  山本 鈴子,楊 貴宋, 横山 幸司,六本木命子,増田 真彦

 

内 容

 教育講演「痛みと脊髄侵害ニューロン」

    司 会 中和鍼灸専門学校校長 大島 桂太

    講 師 東京大学名誉教授 山村 秀夫

 

 公開講座「予防医学に鍼灸治療が如何に応用されているか」 

    司 会 名古屋市立大学医学部教授 渡  仲三

    講 師 名古屋大学名誉教授 山田 鐐一

         作 家   岸  宏子

         女 優   山田  昌

         名古屋市立大学医学部研究員 黒野 保三

公開講座のシンポジスト

公開講座のシンポジスト

左から黒野保三、岸 宏子、山田 昌、山田鐐一の各先生

 

高木健太郎先生追悼講演:「高木健太郎先生の思い出」

司 会 九州大学名誉教授   問田 直幹 

講 師 名古屋大学名誉教授  岡田  博

髙木健太郎先生の追悼講演をする名古屋大学岡田博教授
髙木健太郎先生の追悼講演をする名古屋大学岡田博教授

特別講演 「生体の防御機構と鍼灸医学」

  司 会 日本経絡学会会長 岡田 明祐

  講 師 経絡治療学会会長 岡部 素明

 

基調講演 「自律神経と生体防御機構」

  司 会 (社)全日本鍼灸学会会長 山村 秀夫

  講 師 新潟大学医学部教授 新島  旭

 

シンポジウム 「生体の防御機構と鍼灸医学」

  司 会 名古屋市立大学医学部教授 渡  仲三

  ①生体防御機構の成り立ちとその修飾因子

    九州大学生体防御医学研究所教授 野本亀久雄

  ②生体の警告信号・防御系としてのポリモーダル受容器の働き

    名古屋大学環境医学研究所教授 熊澤 孝朗

  ③鍼刺激によるヒトの免疫反応系への効果について

    名古屋市立大学医学部助教授 松本美富士

  ④生体の防御機構と鍼灸医学

    名古屋市立大学医学部研究員 黒野 保三 

シンポジウムの諸先生方
シンポジウムの諸先生方

ワーク・ショップ

 ①(社)全日本鍼灸学会研究部 第一次まとめ報告

   副部長 西條 一止

 ②基礎部門の活動の歩み

   基礎班班長 川喜田健司

 ③慢性肝機能障害班のまとめ

   臨床部門 慢性肝機能障害班班長 堀   茂

 ④高血圧症班

   臨床部門 高血圧症班班長 吉川 恵士

 ⑤不定愁訴班のまとめ

   臨床部門 不定愁訴班班長 黒野 保三

 ⑥腰痛班のまとめ

   臨床部門 腰痛班班長 山田 勝弘

 ⑦膝痛班のまとめ

   臨床部門 膝痛班班長 北出 利勝

 ⑧下肢痛班のまとめ

   臨床部門 下肢痛班班長 米山  義

 ⑨頸肩腕痛班のまとめ

   臨床部門 頸肩腕痛班班長 田中 正治

懇親会にて祝辞を述べる経絡治療学会岡部素明会長
懇親会にて祝辞を述べる経絡治療学会岡部素明会長

協賛学会セクション

 

1.東洋はり医学会

 ①21世紀への鍼メディカル・ニューサイエンス

   東洋はり医学会会長 福島 弘道

 ②慢性関節リウマチの陰陽五行説の運用について

   東洋はり医学会愛知支部 渡部 恵子

 ③不定愁訴症候群に対する相剋調節方式による経絡治療

   東洋はり医学会名古屋支部 富永  諒

 ④指下に確認する脉状に応ずる手法

   東洋はり医学会副会長 柳下登志夫

 ⑤適応側による臨床実践について

   東洋はり医学会常任理事 香取 利雄

日本東洋はり医学会会場風景
日本東洋はり医学会会場風景

協賛:日本東洋はり医学会会場

 

2.日本東洋医学系物理療法学会

 ①東洋医学診療情報システムの基本構想

   大阪府立盲学校教諭(理療科科長) 城戸 勝康

 ②高齢にともなう愁訴と東洋医学系物理療法

   日本東洋医学系物理療法学会理事 白畠  庸

 ③高齢にともなう愁訴と東洋医学系物理療法

   京都南西病院院長 播磨 晃宏

 ④高齢にともなう愁訴と東洋医学系物理療法

   石川県立盲学校教諭 宮村 健二

日本東洋医学系物理療法学会会場風景
日本東洋医学系物理療法学会会場風景

協賛:日本東洋医学系物理療法学会会場

 

3.日本経絡学会・経絡治療学会

 実技教育講座

  ①慢性頭痛 東北支部

  ②扁桃炎 山陰支部

  ③冷え症 関西支部

  ④気管支喘息 中・四国支部

日本経絡学会・経絡治療学会会場風景
日本経絡学会・経絡治療学会会場風景

協賛:日本経絡学会・経絡治療学会会場

 

4.日本臨床鍼灸懇話会

 ①頸髄症に対する鍼治療の症例報告

   日本臨床鍼灸懇話会関西支部 坂本 豊次

 ②血に対する鍼灸治療

   日本臨床鍼灸懇話会石川支部 藤抜 龍治

日本臨床鍼灸懇話会会場風景
日本臨床鍼灸懇話会会場風景

協賛:日本臨床鍼灸懇話会会場

 

5.日本鍼灸良導絡医学会・日本良導絡自律神経学会

 ①ペインクリニックにおける良導絡療法の応用

   大阪医科大学麻酔学教室教授 兵藤 正義

 ②予防医学と良導絡

   日本良導絡自律神経学会常任理事 長田彼佐子

 ③良導絡開業の実態

   日本鍼灸良導絡医学会常任理事 成川 洋寿

   三重支部長 近藤   清

   副会長 田山 文隆

 ④実技公開

   関西鍼灸短期大学講師 小田 博久 、北村   智、 森川 和宥

 ⑤質疑応答

   日本良導絡自律神経学会役員

   日本鍼灸良導絡医学会役員

良導絡医学会会場風景
良導絡医学会会場風景

協賛:日本鍼灸良導絡医学会・日本良導絡自律神経学会会場

 

一般口演 138題(うち愛知地方会会員口演者は下記の通り)

 

 極小未熟児に対する鍼治療について

   愛知地方会 服部 輝男

 ブラジキニン・ヒスタミン・セロトニン・プロスタグランジンE2による

 ポリモーダル受容器の熱反応に対する増強効果の比較

   東洋医学研究所 皆川 宗徳

 腰椎椎間板ヘルニアに対する一症例報告

   愛知地方会 長谷川栄一

 

参加人員 2,400名

 

第6回経絡治療学会学術総会(共催)

 日 時 平成3年6月1日(土)・2日(日)

 場 所 名古屋国際会議場 イベントホール

 テーマ 生体の防御機構と経絡治療

 内 容

   特別講演・シンポジウム①は第41回(社)全日本鍼灸学会学術大会と共通

   シンポジウム②

     「肝機能障害」

       司 会 関東支部 黒田 嘉孝

       講 師 九州支部 馬場 道敬

            関東支部 岡田 明三

            中・四国支部 池田 政一

   特別研究発表

     「経絡病症」

       司 会 会 長 岡部 素明

       講 師 関西支部長 福本憲太郎

   実技教育講座

    ①泌尿器疾患  副会長 岡田 明祐

    ②肝障害     関東支部長 黒田 嘉孝

    ③慢性頭痛    東北支部 樋口 秀吉

    ④扁桃炎     山陰支部 藤江 利保

    ⑤冷え症     関西支部 藤田 彰久

    ⑥気管支喘息  中・四国支部 真鍋 立夫

    ⑦高血圧症    九州支部 馬場 道敬

   一般口演 16題

第6回経絡治療学会学術総会会場風景
第6回経絡治療学会学術総会会場風景

共催:第6回経絡治療学会学術総会会場